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日本・ロシア小児がん交流シンポジウム千葉2011について

盛況のうちに終了いたしました。
残念ながら冷たい雨が降ってしまった11月18日(金)、日本・ロシア小児がん交流シンポジウム千葉2011が盛況のうちに終了いたしました。

「ロシアにおける小児がんの現状」と題された午前中のセッションは3人の先生方のご講演でした。
「ロシア連邦における小児がんの疫学」をご講演されたスヴェトラーナ・ヴァルフォロメヴァ教授は今までのご自身の経験から、小児がん登録の必要性を訴えられました。
「ロシア連邦における小児白血病(ALL)の治療」ではアレクサンドル・カラチュンスキ教授が、協力する事の大切さ、共に仕事をすることの楽しさを述べられ、「あなた方の問題は私たちの問題」ととらえることで、広大なロシアの地の遠方にいる医師達とも協力でき、患者さん達を救えることを教えてくださいました。
ロシアのセンターと共同研究もされているドイツ最大のガンセンターの院長でもあるアンジェリカ・エガート教授は「ドイツの小児がん治療戦略」と題し、ドイツにおける小児がん治療の現状を検証され、数々の成功がありながらもEUという単位の中での問題点にも言及されました。

午後になるとさらに聴講者が増え、400人ほどの会場は空席を探す方が大変な位になりました。
センター長であるアレクサンドル・ルミャンツェフ教授が「チェルノブイリ原発事故が教えたもの」と題し、1986年事故直後から携わってこられた治療・研究などと通して、放射線というものについて説明してくださいました。
その後「子どもの発育と放射線」(島田義也 放射線医学総合研究所プロジェクトリーダー)、「放射線被爆と免疫への影響」(中地 敬 放射線影響研究所顧問)「日本の小児がん長期データベース構築」(中川原 章 千葉県がんセンター センター長)と続き、「がんの子供を守る会」の山下公輔理事長の特別発言でシンポジウムは終了いたしました。

会場からの質問の中に「ホットスポットと呼ばれるところで生活している妊婦さんや幼い子どもたち」についての質問がありました。それに対しルミャンツェフセンター長が「見えないもの、よくわからないものに怯えていてもしかたがない。汚染されていない水を飲み、汚染されていない食物を食べ、総合ビタミン剤を毎日決められた量だけのみ、身体をきれいに保ち、年2回の健診を受ける。国の決定を待つのではなく、自分で判断するべき」とおっしゃったのが印象的でした。

 25年前、チェルノブイリで原発事故が発生しました。それにより多くの子どもが小児がんと闘わざるをえなくなりました。その子どもたちを長い間見守ってきたロシア連邦立小児血液・腫瘍・免疫研究センターから、福島の原発事故で影響を受けている人達のために先生方が来日なさいます。
 日本・ロシア小児がん交流シンポジウム千葉2011実行委員会(代表:千葉県がんセンター長 中川原 章)では日本・ロシア小児がん交流シンポジウムとして「チェルノブイリと小児がん 命と絆を守る~ロシア連邦立小児血液・腫瘍・免疫研究センターからの報告」と題して公開シンポジウムを開催します。ロシアやドイツにおける小児がんの現状やチェルノブイリのこと、食物連鎖のこと、また日本における放射線と子どもなどについての講演があります。
 開催日時は平成23年11月18日(金)10時~17時、場所はホテルポートプラザ千葉です。(JR京葉線千葉みなと駅前)入場無料(通訳あり)となっています。(詳細は添付PDFファイルをご覧ください。)
 時期が時期であり、大変気になる題材です。お時間のある方は足をお運びになってはいかがですか?

チェルノブイリシンポジウムちらし.pdf

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